バンコク3日間を予算内で回す|どこに金が消え、どこを削れるか
記事の更新日: 2026-09-17
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 9月20日 08:58 → 詳細
バンコクの3日間は、予算の幅が極端に広い街です。1日1,000バーツで回る人と1日10,000バーツ使う人が、同じ場所を歩いています。差がどこで生まれるのかを項目ごとに見ていきます。

到着日の移動が最初の分岐
スワンナプーム空港から市内中心部までは、手段で金額が変わります。
- **エアポート・レール・リンク(ARL)**が最も安く、50バーツ未満で市内まで出られます。荷物が少なく、乗り換えが苦にならないならこれです。
- メータータクシーは高速代込みで概ね350〜500バーツ。到着階ではなく所定のタクシー乗り場から乗り、メーターに空港加算50バーツが乗ります。
- 配車アプリは明朗ですが、混雑時は割増が出ます。
ドンムアン発着ならA1バスが約30バーツでBTSモーチット方面に出られます。空港ごとの違いはドンムアンとスワンナプームにまとめています。
ここで2,000バーツのホテル送迎を使うか50バーツの電車を使うかで、初日の予算が決まります。深夜着で公共交通が動いていない場合だけは、料金が確定した空港送迎広告を事前に押さえる合理性があります。
宿:表示価格と請求額が違う
バンコクのホテルで最も多い誤算が、**「++」の17.7%**です。サービス料10%とVAT7%が乗り、合計で税サ込み価格は表示の1.177倍になります。1泊3,000バーツの部屋は約3,531バーツです。3泊なら1,500バーツ以上の差になります。
さらにチェックイン時にデポジットを求められます。カードの与信枠を押さえられるか、現金を預けるかで、返還は退室後です。この仕組みはタイの宿を予約するに詳しく書きました。
市内の移動は安い
BTSとMRTは1回あたり数十バーツで、3日間乗り回しても大きな金額にはなりません。1日券もありますが、乗車回数が多くないと元は取れません。
高いのは渋滞にはまるタクシーです。バンコクの夕方は動きません。同じ区間でも時間帯によって倍かかります。移動は駅を基準に組むのが、3日間の予算では一番効きます。
チャオプラヤー川の公共ボートは安く、観光にもなります。ただし桟橋によって停まる便が違うので、時間に余裕を見てください。
食事は選択の問題
同じ日に、屋台で50バーツの麺を食べ、夜に1,500バーツのレストランに行くこともできます。3日間の食費を決めるのは店の価格帯で、量ではありません。
モールのフードコートは中間で、清潔さと価格のバランスがよく、初日に不安がある人には現実的です。現金またはフードコート内のプリペイドカードで払う形式が多いので、現金を持っていない状態で入らないでください。
通信費は初日に片付ける
3日間なら、日本のキャリアのローミングを日額で使うか、eSIMの短期プラン広告を買うかの二択です。ローミングの日額は3日分だとまとまった金額になり、eSIMのほうが安いことが多い。空港のSIMカウンターは手続きが早い代わりに観光客向けの価格です。実費の比較はeSIM・空港SIM・ローミングにまとめました。
通信が無いと配車アプリも地図も使えないので、ここを削るのは勧めません。
入場料は事前に確認する
王宮は500バーツです。この手の主要施設は、窓口価格が明示されているので予算に入れやすい。一方で、ツアーや周遊パス広告を買うかどうかは回る場所の数で決まります。2、3か所しか行かないならパスは元が取れません。事前購入と窓口の差についてはバンコクの入場料は事前購入で安くなるのかにまとめました。
寺院はドレスコードがあり、露出の多い服だと入れません。現地で羽織りものを買うと想定外の出費になります。
両替の差は3日でも効く
3日間で30,000バーツ使うとして、空港の到着階で全額替えるか市内の良い店で替えるかで、数百バーツから千バーツ規模の差が出ます。良い店なら市場レートから1〜3%に収まり、条件の悪い場所ではそれ以上離れます。
現実的な形は、空港では移動費と初日分だけ替え、翌日に市内でまとめて替える。エリアごとの事情はバンコクで両替するエリア、当日の並びはバンコクの円レート一覧で確認できます。
ATMは1回220バーツの固定手数料が乗るので、3日間の旅程で常用する理由はありません。
3日間の組み立て方
初日は移動と両替を最小限にして、宿の周辺で終える。2日目に王宮や寺院など入場料のかかる場所をまとめ、移動を駅沿いに固める。3日目は買い物と余ったバーツの処理に充てる。こうすると、渋滞と両替で消える金額が減ります。
余ったバーツをどうするかは余ったバーツを円に戻すならを参照してください。空港で戻すのは条件が悪くなりがちです。
節約しなくていい場合
次に当てはまるなら、この記事の削りどころは無視して構いません。
- 滞在が3日しかなく、時間のほうが高い人。タクシー代を惜しんで渋滞のバスに乗ると、見られる場所が減ります。
- 深夜着・早朝発の旅程。安い手段が動いていない時間帯に節約は成立しません。
- 荷物が多い、子ども連れ、高齢の同行者がいる場合。ここは快適さを買うべきところです。
削る価値が最も高いのは、同じものに違う金額を払っている部分です。両替の店選び、DCCを断ること、17.7%を見込んでおくこと。この3つは我慢を必要としないので、まずここから片付けてください。