ドンムアンとスワンナプーム|到着日にどう違うのか
記事の更新日: 2026-09-17
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 9月20日 08:58 → 詳細
バンコクには空港が2つあります。同じ都市の空港ですが、到着後にできることはかなり違います。予約の時点ではほとんど意識されないのに、着いた日の2時間を左右するのがこの差です。

基本の違い
スワンナプーム(BKK) は市街の東側にある大型の国際空港です。日本からのフルサービス系の便はここに着きます。ターミナルが大きく、地下に鉄道の駅があります。
ドンムアン(DMK) は市街の北側にある古いほうの空港で、現在は主に格安航空会社が使います。日本からのLCCや、タイ国内線・近隣国線の乗り継ぎで使うことが多い空港です。規模が小さく、動線は短いです。
どちらが優れているという話ではなく、両替の選択肢の数と市内への出方が違います。
両替の選択肢が決定的に違う
スワンナプームには、到着階以外に替えられる場所があります。地下1階のエアポートレールリンク乗り場の階に専門店のカウンターがあり、到着階のカウンターより市内に近い条件を出します。電車で市内へ向かうならそこが通り道なので、寄り道のコストがありません。詳細はスワンナプーム空港の両替と空港ページにまとめています。
ドンムアンには、これに相当する「安い階」がありません。到着階のカウンターが実質的な選択肢で、条件は市内の専門店より明確に落ちます。したがって、ドンムアンに着いたら最低限だけ替えて、本番は市内でやるというのが素直な結論になります(ドンムアン空港の両替)。
どちらの空港でも、到着直後に替えるべき額の目安は同じです。3,000〜5,000バーツ。移動費、最初の食事、水、コンビニで足ります。ここで買っているのはレートではなく、空港から出る能力です。
市内への出方が違う
スワンナプームから
- エアポートレールリンクでパヤータイまで約45バーツ、30分ほど。地下1階です。
- 公共タクシーは1階の乗り場。初乗り35バーツ、空港使用料50バーツ、高速料金が25〜75バーツほど(走行中に現金で払います)。中心部まで合計400〜500バーツが相場です。
ドンムアンから
- モーチット方面へのA1バスが約30バーツ。1階の乗り場から出ます。
- レッドライン(都市鉄道)でクルンテープ・アピワット中央駅まで出る経路もあります。そこからMRTに乗り換えます。
- 公共タクシーは1階。空港使用料50バーツは同じです。市街の北側に近いぶん、行き先によってはスワンナプームより安く着きます。
タクシーはどちらの空港でもメーターを使わせるのが原則です。到着階の出口で声をかけてくる相手ではなく、正規の乗り場に並んでください。
到着日の組み立て方の違い
スワンナプームに昼間に着く場合は、選択肢が多いので最適化が効きます。地下に降りて替えて、そのまま電車で市内へ。到着階のカウンターを使わずに済みます。
ドンムアンに昼間に着く場合は、選択肢が少ないので単純化します。到着階で少額だけ替え、A1バスかレッドラインで市内へ。替えるのは翌日です。
どちらの空港でも深夜着の場合は、話が変わります。鉄道もバスも終わっており、タクシーの列は伸び、メーターを渋られやすくなります。深夜着の組み立ては深夜にバンコクに着くに分けてまとめました。
乗り継ぎで空港が変わる場合
見落とされやすいのが、バンコクで空港を乗り換える旅程です。日本からスワンナプームに着き、国内線のLCCでドンムアンから飛ぶ、あるいはその逆。2つの空港の間は市街を挟んで反対側にあり、移動には渋滞次第で1時間以上かかります。
この場合は、最初に着いた空港で当日分をまとめて替えておくほうが確実です。空港間の移動中に替える場所はありませんし、到着が遅い時間なら次の空港でカウンターが閉まっている可能性もあります。
通信は着陸前に用意しておく
どちらの空港でも共通です。スマートフォンがつながらない状態で到着すると、地図も配車アプリもレートの確認も使えません。出発前に渡航前に買うeSIM広告を入れておけば、着陸してオンにした瞬間から使えます。設定は自宅のWi-Fiで済ませてください。開通にはインターネット接続が必要で、到着ゲートではまだつながっていません。
到着ロビーのキャリアカウンターは混雑時に待ち時間が出ますが、タイの電話番号が必要な人にはそちらが正解です。比較はeSIM・空港SIM・ローミングの実費比較にあります。
この比較が要らない人
次の人は、空港の違いを気にしなくて構いません。
- 送迎を予約済みで、行き先のホテルが決まっている人。どちらの空港でも、出口で名前を持った運転手に会って乗るだけです。両替は翌日に市内でできます。
- バンコクに滞在せず、そのまま地方へ移動する人。空港での両替は当座の分だけで、本番は目的地で行います。
- 何度も来ていて、自分の動線が決まっている人。
逆に、初めてのバンコクで、昼間に着いて、公共交通で市内に出るつもりなら、どちらの空港かで手順が変わります。搭乗券の空港コード(BKK か DMK)を出発前に確認しておいてください。
まとめ
スワンナプームは選択肢が多く、地下の階を使えば到着階の不利なレートを避けられます。ドンムアンは選択肢が少ないので、少額だけ替えて市内へ出るのが正解です。どちらも共通なのは、着陸前に通信を用意し、空港では最小限だけ替え、本番の両替は休んでから市内でやるという順番です。その日の並びはバンコクのレート一覧や店舗一覧で確認できます。