深夜にタイに着いたら|開いている店、タクシーの相場、予約すべきもの
記事の更新日: 2026-09-17
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 9月20日 08:58 → 詳細
日本からタイへの便には、深夜に着くものが少なくありません。運賃が安いのは、着いた先で不便を引き受けるからです。何が閉まっていて、何が動いているかを事前に分かっていれば、その不便のほとんどは消えます。

深夜着で起きること
深夜の到着で実際に問題になるのは、次の4つです。
- 鉄道とバスが動いていない。移動手段が実質タクシーだけになります。
- タクシーの列が伸び、メーターを渋られやすくなる。夜は運転手側の交渉力が上がります。
- 市内の両替所が閉まっている。翌朝まで替えられません。
- ホテルのチェックインが想定より遅くなる。到着が翌日扱いになる予約もあります。
いずれも、着いてから解決するのは難しく、出発前に決めておけば起きません。
空港で両替はできるのか
スワンナプームとドンムアンの到着階には、深夜帯も動いているカウンターがあります。ただし、全部のカウンターが開いているわけではありません。深夜は数が絞られ、選択肢は少なくなります。
ここで重要なのは、地下の安いほうの選択肢が使えないことです。スワンナプームの地下1階(エアポートレールリンクの階)にある専門店は、鉄道の運行時間に合わせているので、深夜には閉まっています。つまり深夜着では、空港でいちばん条件の悪いカウンターしか残っていないことになります。
対応は単純で、替える額をさらに絞ることです。目安は移動費と翌朝までの分、2,000〜3,000バーツ。翌日、市内で本番の両替をします。深夜に不利なレートでまとめて替える理由はありません。
営業時間は季節や日によって動きます。個別のカウンターの開閉はスワンナプーム空港のページとドンムアン空港のページで確認してください。
現金がまったくない状態を避ける
深夜着で最悪なのは、現金がゼロの状態です。両替カウンターが混んでいる、扱っていない、機械が動かない、という事態に備えて、次のどちらかを用意しておいてください。
- 日本で少額のバーツを用意しておく。数千バーツ分あれば、空港での両替を完全に省略できます。日本での両替はレートが不利ですが、金額が小さければ差は数百円です。深夜の空港カウンターとの差はさらに小さくなります。
- ATMを使う。タイのATMは海外カードに1回220バーツの定額手数料を課し、これに自分のカード会社の手数料が乗ります。5,000バーツ引き出せば4.4%、20,000バーツなら1.1%です。まとめて引き出せば比率は下がります。「日本円で決済しますか」と聞かれたら必ず断ってバーツを選んでください。
移動手段の実際
公共タクシー。スワンナプーム・ドンムアンとも1階の乗り場に並びます。初乗り35バーツ、空港使用料50バーツ、高速料金が25〜75バーツほど(走行中に現金で払います)。スワンナプームからバンコク中心部で合計400〜500バーツが相場です。
深夜に起きやすいのは、乗り場に着く前に声をかけてくる相手です。「メーターは使わない」「1,000バーツで」と言われたら断って、正規の乗り場に並んでください。乗ってからメーターを倒さない場合は、走り出す前に指摘します。
鉄道・バス。エアポートレールリンク(約45バーツ)、ドンムアンのA1バス(約30バーツ)は、深夜には動いていません。始発まで空港で待つという選択肢はありますが、ホテルの予約が当日から入っているなら意味がありません。
事前予約の送迎広告。深夜着は、送迎の価値がいちばん高くなる場面です。料金が出発前に確定していて、運転手が名前を持って到着ゲートで待っています。列に並ばず、交渉もなく、ホテルの住所を説明する必要もありません。メータータクシーより高くつきますが、深夜に限っては差額の意味があります。
特に次の条件では、予約したほうが確実です。
- 行き先が遠い。パタヤ、ホアヒン、アユタヤなど。深夜に長距離の値段交渉をするのは、到着日でもっとも損をしやすい場面です。
- 3人以上、または荷物が多い。バンが必要なら、タクシー2台とそれほど変わらないことがあります。
- 小さい子ども連れ、あるいは長く並べない同行者がいる。
- ホテルが細いソイの奥にある。地図を見せても伝わらないことがあります。
ホテル側で確認しておくこと
深夜着で見落とされやすいのが、予約の日付です。日本時間の深夜に出て、タイ時間の深夜1時に着く便は、到着が翌日になります。予約サイトの表示が出発日ベースになっていないか確認してください。
もうひとつがフロントの受付時間です。小規模なホテルやゲストハウスには、深夜の受付を行っていないところがあります。予約時に到着時刻を伝えておくのが確実です。
料金表示にも注意点があります。タイのホテルの表示価格には**サービス料10%とVAT7%、あわせて17.7%**が上乗せされることがあります。「++」と書かれていたらこれです。詳細は宿の予約と「++」の17.7%にあります。
通信は着陸前に
深夜着ではとりわけ重要です。つながらないと、配車アプリも地図もホテルへの連絡も使えません。出発前に渡航前に買うeSIM広告を入れておき、設定は自宅のWi-Fiで済ませてください。開通にはインターネット接続が必要です。深夜はキャリアのカウンターも閉まっていることがあります。比較はeSIM・空港SIM・ローミングの実費比較にまとめました。
予約が要らない場合
深夜着でも、次の条件なら送迎の予約は不要です。
- 2人以下で、荷物が機内持ち込みサイズ。タクシーの列に並んで乗るだけです。
- ホテルが空港の近く、または大通り沿いで分かりやすい。
- タイに慣れていて、メーターの交渉に抵抗がない人。
- 空港内のホテルに泊まる、または朝まで空港で待つ予定の人。
また、両替についても、日本で少額のバーツを用意してあるなら空港で替える必要はありません。深夜のカウンターに並ぶ時間そのものが消えます。
順番をまとめると
出発前に、通信と送迎の要否を決め、ホテルの日付と受付時間を確認します。着いたら、必要なら2,000〜3,000バーツだけ替えて、決まっている手段で移動します。本番の両替は翌日、市内でやります。その日の並びはバンコクのレート一覧や店舗一覧で確認できます。空港ごとの違いはドンムアンとスワンナプームの比較に整理しています。