バンコクで両替するならどこ?エリア別の選び方と店の見分け方
記事の更新日: 2026-10-14
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 11月8日 05:52 → 詳細
バンコクはタイでもっとも両替所が多く、競争が激しい街である。ThaiRateが追跡しているだけで86店あり、その分、店の選び方次第で1万円あたりの手取りがはっきり変わる。2026年10月14日のデータを使って、エリアごとの性格と、滞在場所から無理なく条件の良い店にたどり着く方法を整理する。

86店の内訳
| チェーン | 店数 | 主な場所 |
|---|---|---|
| SuperRich 1965(オレンジ) | 36 | シーロム本店、モール、MRT駅、病院 |
| Superrich Thailand(緑) | 23 | ラチャダムリ本店、セントラル各店、空港地下1階 |
| Twelve Victory | 14 | シーロムコンプレックスなどモール内 |
| Value Plus | 4 | ソイ・タニヤなど |
| Happy Rich | 3 | スワンナプーム、ドンムアンの駅通路 |
| K79 | 3 | ラムイントラ、郊外 |
| Grand Superrich、Vasu Exchange、X-One | 各1 | ラチャダムリ・ソイ1、スクンビット |
2つのスーパーリッチで59店と、全体の3分の2を占める。緑とオレンジは名前が似ているだけの別会社なので、違いはスーパーリッチ緑とオレンジの比較にまとめてある。
2026年10月14日、円はどこが一番高かったか
この日の円の買取は、最良が0.2115でSuperrich Thailandのラチャダムリ本店、最下位が0.2095でラムイントラ81のK81 Exchangeだった。1万円あたりの差は20バーツ、10万円なら200バーツである。仲値は0.212096だったので、最良店でも仲値から0.28%下、最下位店は1.2%下になる。
米ドルも最良は同じラチャダムリ本店の33.51、最下位は同じK81の33.15で、100ドルあたり36バーツの差だった。ユーロ(37.5)、英ポンド(44.4)、人民元(5.02)も最良はこの本店で、韓国ウォンだけは隣のGrand Superrichが0.0253で上回った。
| 通貨 | この日の最良 | 店 | 最下位 | 差(まとまった額で) |
|---|---|---|---|---|
| 日本円 | 0.2115 | Superrich Thailand ラチャダムリ本店 | 0.2095 | 10万円で200バーツ |
| 米ドル | 33.51 | 同 | 33.15 | 1,000ドルで360バーツ |
| ユーロ | 37.5 | 同 | 37.15 | 1,000ユーロで350バーツ |
| 英ポンド | 44.4 | 同 | 44.05 | 1,000ポンドで350バーツ |
| 韓国ウォン | 0.0253 | Grand Superrich ラチャダムリ・ソイ1 | 0.0248 | 100万ウォンで500バーツ |
円は店による差がもっとも小さい通貨の一つで、最良と最下位の差は1%以下だった。米ドルやユーロは同じ金額でも差が大きい。
プラトゥーナム周辺:大手が集まる激戦区
ラチャダムリからプラトゥーナムにかけては、Superrich Thailand(緑)の本店、Grand Superrich、Big C ラチャダムリのSuperRich 1965といった大手が近い距離に並んでいる。互いのレート表を見ながら値付けしているため、バンコクの中でも条件が良くなりやすいエリアだ。この日の主要通貨の最良がほぼすべてここに集まっていたのは偶然ではない。BTSチットロム駅、ラチャダムリ駅から歩ける範囲にまとまっているので、数店を見比べてから決めることもできる。
注意点は営業時間で、緑の本店は月〜金 9:00〜18:00、土 9:30〜17:00、日曜休みである。日曜や夜にこの一帯へ来ても、本店は閉まっている。
シーロム・サラデーン:オフィス街の実用エリア
SuperRich 1965(オレンジ)が本店を構えるのがシーロムである(月〜土 9:00〜20:00、日 9:00〜18:00)。平日の昼間は現地で働く人の利用が多く、金額の大きい取引にも慣れている。ただしこの日のオレンジの最良は本店ではなく、ラチャダピセークのBig C Place店(円0.211、米ドル33.44、毎日10:30〜20:30)だった。本店が常に最良とは限らない。
同じシーロムのソイ・タニヤにはValue Plusがあり、毎日12:00〜23:00と遅くまで開いている。夕食のあとに替えたいときの選択肢になる。
スクンビット:滞在者に近い選択肢
スクンビット沿いには Vasu Exchange、X-One Currency Exchange、K79 Money Exchange といった店がある。BTS沿線のホテルに泊まるなら、わざわざプラトゥーナムまで出なくてもこのあたりで十分な条件が見つかることは多い。ただし同じK79グループでも、郊外のラムイントラ81店はこの日のバンコク最下位だったので、グループ名だけで判断せず支店ごとの数字を見てほしい。店ごとの場所と営業時間は店舗一覧から確認できる。
モール内カウンターの位置づけ
大型ショッピングモールの中にも両替カウンターがある。冷房が効いていて夜まで開いており、女性の一人歩きでも安心という利点は大きい。この日の緑のセントラル・チットロム店とセントラル・ラドプラオ店の円は0.211で、本店の0.2115との差は1万円あたり5バーツにすぎなかった。便利さに1万円あたり5バーツ払うなら、十分に割に合う。
カオサン・王宮周辺
観光客の比率が高いエリアで、レートは中心部の大手より不利なことが多い。ここで替えるなら当座に必要な分にとどめ、残りは移動先で替え直すほうが無難である。
空港で替えるか、市内で替えるか
到着直後にすべて替えるのは損になりやすいが、スワンナプーム空港の地下1階にある専門店は例外に近い。この日の空港内最良は円0.211、米ドル33.41で、市内最良との差は1万円あたり5バーツ、100ドルあたり10バーツだった。エアポートレールリンク駅のHappy Richは毎日5:00〜24:00で、深夜便でも開いている。詳しくはスワンナプーム空港の両替とドンムアン空港の両替を参照してほしい。
日曜と夜
バンコクで営業時間が分かっている店の大半は日曜も開いているが、緑のラチャダムリ本店のように日曜休みの店もある。21時以降まで開いているのは、ドンムアンのレッドライン駅通路のHappy Rich(22:00)、スワンナプームのエアポートレールリンク駅のHappy Rich(24:00)、ソイ・タニヤのValue Plus(23:00)の3店で、それ以外は20時台までに閉まる。夜に替える予定なら、この3店か、モール内の店の閉店時間を先に見ておく。
最後はその日の順位で決める
エリアの傾向はあくまで傾向であり、順位は日によって入れ替わる。とくに日本円は店ごとの差が大きい通貨なので、替える前にバンコクの円レート一覧で当日の並びを見ておくのが確実である。
出かける前の3点
- パスポート原本。認可両替所は取引ごとに身分証の記録を求められる。
- 1万円札でまとめる。緑の本店の円の行は「10,000〜5,000円」と「2,000〜1,000円」に分かれている。この日はどちらも0.2115だったが、米ドルは100ドル札33.51に対して1ドル札33.25と額面で差があった。円も差が付く日がある。
- 閉店時間。路面の本店は18時に閉める。モール内は20時台まで、夜間は上の3店に限られる。
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