スーパーリッチ「緑」と「オレンジ」の違い|実測レートで比較
記事の更新日: 2026-10-14
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 11月6日 15:25 → 詳細
バンコクで「スーパーリッチ」と聞いたとき、実は別々の2社があります。初めての人が必ず混乱する部分なので、2026年10月14日のデータで整理します。

そもそも別会社です
| 緑 | オレンジ | |
|---|---|---|
| 正式名 | Superrich Thailand | SuperRich 1965 |
| 本店 | ラチャダムリ・ソイ1(プラトゥーナム) | シーロム |
| 追跡している支店数 | 26店(バンコク23、チョンブリー、パタヤ) | 37店(バンコク36、パタヤ1) |
| 本店の営業時間 | 月〜金 9:00〜18:00、土 9:30〜17:00、日曜休み | 月〜土 9:00〜20:00、日 9:00〜18:00 |
名前が似ているのは、もともと同じ家族経営から分かれたためです。経営は完全に別で、レートも別々です。バンコクで追跡している86店のうち、緑23店とオレンジ36店で合わせて59店を占めるので、街で目にする両替所の3分の2はどちらかのスーパーリッチということになります。
2026年10月14日の数字で比べる
この日の各通貨の最良値を、緑とオレンジで並べます。数字はいずれも店が外貨を買い取るレート(バーツ/1単位)です。
| 通貨 | 緑の最良 | オレンジの最良 | 差(まとまった額で) |
|---|---|---|---|
| 日本円 | 0.2115(ラチャダムリ本店) | 0.211(Big C Place ラチャダピセーク) | 1万円あたり5バーツ |
| 米ドル | 33.51(同) | 33.44(同) | 100ドルあたり7バーツ |
| ユーロ | 37.5(同) | 37.4(同) | 100ユーロあたり10バーツ |
| 英ポンド | 44.4(同) | 44.3(同) | 100ポンドあたり10バーツ |
| 人民元 | 5.02(同) | 5.00(バンコク病院店) | 1,000元あたり20バーツ |
| 韓国ウォン | 0.0252(同) | 0.025(ターミナル21パタヤ提携店) | 100万ウォンあたり200バーツ |
この日は6通貨すべてで緑が上でした。ただし差は小さく、日本円なら10万円替えても50バーツです。日によって入れ替わる範囲なので、「緑のほうが常に良い」とは言えません。
もう一つ注目したいのは、オレンジの最良が本店のシーロムではなかったことです。円・米ドル・ユーロ・ポンドではラチャダピセークのBig C Place店(毎日10:30〜20:30)、人民元ではバンコク病院店が最良でした。本店が一番良いという思い込みは、この日に限ってはオレンジには当てはまりません。
支店ごとにレートが違う
重要なのは同じ会社でも支店ごとにレートが違うことです。緑はこの日、本店の0.2115に対してセントラル・チットロム店とセントラル・ラドプラオ店が0.211、チョンブリー店が0.2095、パタヤのセントラル・パタヤ店が0.2095でした。本店と地方店では1万円あたり20バーツの差です。家賃と競争環境の差がそのまま数字に出ています。
本店はどちらも駅から歩ける場所にあります。緑のラチャダムリ本店は、同じソイ1にGrand Superrichもあり、歩いて見比べられます。ただし緑の本店は日曜休み、土曜も17時までなので、週末に行くなら注意が必要です。日曜に替えるなら、オレンジのシーロム本店(日曜18時まで)か、モール内の支店が選択肢になります。
ThaiRateでは両社の全支店を個別に取得しているので、「緑か、オレンジか」ではなく「いまどの支店が一番高いか」で選べます。
支店選びの実務的なポイント
- プラトゥーナム周辺:緑の本店とGrand Superrichが徒歩圏内にあり、比較しやすい。この日のバンコク最良は円・米ドル・ユーロ・ポンド・人民元のすべてで緑の本店でした。
- シーロム:オレンジの本店。BTSサラデーン駅から近く、平日は20時まで開いています。
- ラチャダピセーク:オレンジのBig C Place店がこの日のオレンジ最良。MRT沿線に泊まる人には本店より近いことがあります。
- ショッピングモール:セントラル、ターミナル21、MBKなど。レートは本店よりわずかに低いものの、冷房が効いていて安全、営業時間も長めです。緑のチットロム店とラドプラオ店の円は本店より1万円あたり5バーツ低いだけでした。
混同しやすい他の「スーパーリッチ」
- Grand Superrich(紫の看板)はさらに別会社です。ラチャダムリ・ソイ1にあり、この日は韓国ウォンで0.0253を付け、緑の0.0252とオレンジの0.025を上回ってバンコク最良でした。通貨によっては上位2社に勝ちます。
- パタヤのターミナル21にある「SuperRich」はオレンジのパートナー店(M階、毎日11:00〜20:00)です。この日の円は、パタヤでは緑のセントラル・パタヤ店が0.2095で最良でした。
つまり「スーパーリッチ」は3社あると考えたほうが正確です。
10万円を替えると支店ごとにいくら違うか
2026年10月14日の円の買取を、支店ごとに10万円の手取りで並べます。
| 支店 | 会社 | 円の買取 | 10万円の手取り |
|---|---|---|---|
| ラチャダムリ本店 | 緑 | 0.2115 | 21,150バーツ |
| セントラル・チットロム G階 | 緑 | 0.211 | 21,100バーツ |
| セントラル・ラドプラオ 2階 | 緑 | 0.211 | 21,100バーツ |
| Big C Place ラチャダピセーク | オレンジ | 0.211 | 21,100バーツ |
| セントラル・チョンブリー | 緑 | 0.2095 | 20,950バーツ |
| セントラル・パタヤ | 緑 | 0.2095 | 20,950バーツ |
バンコク市内の支店どうしの差は10万円で50バーツ、本店とパタヤやチョンブリーの支店では200バーツです。バンコク市内に泊まっているなら、本店まで行く価値は10万円あたり50バーツ分で、泊まっているホテルから一番近いモールの支店で済ませても大差ありません。パタヤやシラチャに行く前にバンコクで替えておく価値は、その4倍あります。
額面の行について
緑の本店では、円の行が「10,000〜5,000円」と「2,000〜1,000円」に分かれています。この日はどちらも0.2115で差はありませんでしたが、米ドルは100・50ドル札が33.51、20〜10ドル札が33.45、5ドル札が33.4、1ドル札が33.25と、額面で4段階に分かれていました。円でも行が分かれている以上、差を付ける余地は店側にあります。一万円札でそろえておくのが安全です。
結論
ブランドで選ぶ意味はほとんどありません。この日は緑の本店が全通貨で最良でしたが、差は1万円あたり5バーツで、翌日には入れ替わりうる幅です。その日その通貨で一番高い支店を選ぶのが唯一の正解で、それは毎日変わります。出かける前にバンコクの円レート一覧で当日の並びを確認し、支店ごとの営業時間は緑のブランドページとオレンジのブランドページで見ておいてください。
両替の前にチェック:Klook ↗Trip.com ↗WeGoTrip ↗