タイのATM手数料220バーツの正体と避け方

記事の更新日: 2026-10-01

最高レート JPY · バンコク: 0.2140 — Grand Superrich (Soi Ratchadamri 1, Pratunam) · 10月24日 19:45 → 詳細

両替の前にチェック:Wise ↗Trip.com ↗EKTA ↗

タイのATMは、海外カードに1回220バーツの定額手数料を課します。機械を運営するタイの銀行が取るもので、日本のカード会社の手数料とは別に乗り、国内のほぼ全銀行が同じ額です。

Photo: Close ATM machine keypad by Markus Spiske · CC0

定額であって割合ではないので、1回に引き出す額で全部が変わります。

引き出し額220バーツの割合
5,000バーツ4.4%
10,000バーツ2.2%
20,000バーツ1.1%
30,000バーツ0.7%

5,000バーツを4回引き出すと手数料は880バーツ。20,000バーツを1回なら220バーツです。2026年9月24日の円の最良買取0.211で換算すると、220バーツは約1,040円にあたります。

220 THB + 銀行手数料 + 為替手数料 1回の引き出し 定額・1回ごと、金額に比例しない
220バーツは1バーツごとではなく1回ごとにかかり、その上に日本のカード会社の割合の手数料が乗ります。

引き出し上限

タイのATMの多くは、1回の引き出しを20,000〜30,000バーツまでに制限しています。手持ちのカードの1日あたりの限度額の方が低いこともあります。銀行支店に併設された機械の方が、コンビニの中の機械より上限が高い傾向があります。

限度額の低いカードだと、220バーツを1回で済ませるために大きく引き出したくても引き出せません。出発前にカードの海外での引き出し限度を確認し、必要なら引き上げておきます。

日本のカードで引き出すときに乗るもの

220バーツはタイ側の話で、日本側の費用が別にあります。

クレジットカードの海外キャッシングは借入です。カード会社の換算レートに加えて、利用日から返済日まで利息が付きます。帰国後に繰上返済できるカードなら利息は短期間で済みますが、そのまま翌月の引き落としを待てばその分は乗ります。

デビットカードや海外対応のプリペイドは口座残高から即時に引かれ、利息はありません。代わりに海外事務手数料が割合でかかり、1.5〜3%のことが多いです。カードによってはゼロのものもあります。

どちらも220バーツの上に乗る点は同じです。220バーツを1.1%に抑えても、日本側で3%取られていれば合計4%です。先に自分のカードの条件を明細か規約で確認してください。

円建ての提案は断る

金額を選んだ後、画面が「日本円で請求しますか」と、換算された円の額を示してきます。必ず断ってタイバーツを選びます。

これはDCC(動的通貨換算)です。機械の運営者が為替レートを決め、3〜8%の利幅を乗せます。受け入れれば、220バーツの上にその利幅を払うことになります。見慣れた通貨を見せるので親切に見えますが、あなたに有利になることはありません。

同じ提案は店やレストランの端末にも出ます。答えは同じで、バーツ建てです。文言の見分け方と押す場所は円で決済しますかは必ず断るにまとめています。

ATMを使う意味がある場面

現金両替の方が安い場面

おおよそ10,000バーツを超える額なら、競争のある両替所で現金を替える方がATMより安くなります。2026年9月24日のバンコクの円の最良買取は仲値から0.01%下で、良い店はおおむね仲値から1%以内に収まります。ATMは220バーツに加えて日本のカード会社の手数料、海外キャッシングなら利息も乗ります。

一万円札を数枚持って行けば、ATMに頼る場面はほとんど作らずに済みます。円の紙幣の額面と状態については一万円札でそろえる理由を参照してください。

ATMを使わなくていい人

経験者がやっている組み合わせ

慣れた旅行者の多くは混ぜています。市場、屋台、タクシー、小さな店には現金。ホテル、レストラン、モールにはWiseやRevolutのようなカード。ATMは非常用の予備と割り切り、使うなら少額を繰り返すのではなく1回で大きく引き出します。

現金の比率を決める前に、バンコクの円レート一覧で当日の数字を見てください。両替所の数字が良い日ほど、ATMに頼る理由はなくなります。

→ バンコクのレート

関連記事

両替の前にチェック