イサーン都市別の両替|ウドンターニー・コーンケン・ノーンカーイ・ウボン
記事の更新日: 2026-09-17
最高レート JPY · ウドンターニー: 0.2110 — Twelve Victory — Udon Thani (UD Town) · 9月20日 08:58 → 詳細
イサーン(タイ東北部)は面積も人口も大きい地方ですが、外国人旅行者が少なく、両替の情報がほとんど出回りません。実際には都市ごとに事情が違い、事前に知っておくと動きが変わります。全体の方針はイサーンの両替事情にまとめたので、ここでは都市別の違いと、ラオス国境を越える場合の実務を扱います。

前提:バンコクで替えてから行く
イサーンの主要都市にも両替所はありますが、店舗数が少なく、条件はバンコクより不利です。日本円は米ドルほど扱い量がないので、その差がやや開きます。
滞在分をバンコクで替えてから移動するのが基本です。イサーンでの両替は補充と考えてください。どれくらい替えるかの目安は、宿とツアーが手配済みなら1日あたり1,000〜1,500バーツ、現地の食事と移動が中心ならもっと少なく済みます。費用の内訳は1週間の費用を項目別ににあります。
ウドンターニー
イサーンで外国人向けのインフラがもっとも整っている街のひとつです。ビエンチャン(ラオス)への玄関口で、国際空港があり、長く住んでいる外国人も多い場所です。
- 商業施設の中に両替のカウンターがあります。市街の中心部にも扱う店があります。
- 銀行の支店が多く、専門店が見つからない場合の代替になります。
- 空港(UTH)はバンコクからの国内線が中心です。到着時に替えられる場所は限られるので、市内で替えるほうが確実です(ウドンターニー空港のページ)。
当日の店の並びはウドンターニーのページで確認できます。
コーンケン
イサーン最大級の都市で、大学と行政の街です。人口の規模に対して、外国人向けの専門両替所は多くありません。
- 大型の商業施設の中に両替カウンターがあります。
- 銀行の支店が実質的な主力です。専門店よりレートは落ちますが、確実で、街のどこにでもあります。
- 営業時間は商業施設の営業に連動します。
コーンケンのページに当日の情報があります。
ノーンカーイ
ラオス国境の町で、タイ・ラオス友好橋を渡ってビエンチャンへ行く人が通ります。国境の町らしく、ラオスキープを扱う店があります。
- 国境と川沿いの通りに両替の窓口があります。国境貿易のための場所です。
- 観光客向けの主要通貨も扱いますが、選択肢は多くありません。
- ビエンチャンは国境から近いので、日帰りで渡る人が多い街です。現金の持ち方は後述します。
ノーンカーイのページを確認してください。
ウボンラーチャターニー
イサーン東部の中心都市で、カンボジア・ラオス方面への拠点でもあります。街の規模に対して外国人旅行者が少なく、両替所の数は限られます。
- 商業施設と銀行が中心です。
- 円を扱わない店もあるので、バンコクで替えてくる方針がとりわけ効きます。
ウボンのページに情報があります。
ムクダーハーンとナコーンパノム
いずれもメコン川沿いのラオス国境の町です。国境貿易向けの両替所があり、キープを扱います。観光で来る人は少なく、主要通貨の扱いはさらに薄くなります。バンコクかウドンターニーで替えてから来てください。ムクダーハーンとナコーンパノムのページに店の情報があります。
ラオスへ渡る場合の現金
イサーンからラオスへ渡る人が押さえるべき点です。
- 通行の条件は時期によって変わります。渡れるかどうか、どの書類が要るかは必ず出発前に最新の情報で確認してください。この記事は両替に限った話です。
- キープは最小限に。ラオスキープはタイに戻ってから替えにくく、日本ではまず扱いません。使い切れる額だけにしてください。
- バーツと米ドルが通る場面があります。ビエンチャンではバーツがそのまま使える店が少なくありません。無理にキープへ替えないほうが損が小さいことがあります。
- 国境の窓口で替える前提にしない。混雑と時間の制約があります。タイ側で必要分を用意してください。
- 持ち出し・持ち込みの申告基準を確認する。まとまった現金を持って国境を越えるなら、両国の現行の基準を事前に見ておいてください。
イサーン共通の注意点
- 営業時間が短い。バンコクの店が夜まで開いているのに対し、地方は夕方に閉まる店が普通です。日曜休業の店もあります。
- 扱い通貨が限られる。米ドルは確実、円は店によります。
- 高額紙幣を持っていく。地方ほど小額紙幣のレートが下がります。日本円なら一万円札でそろえてください。
- 小額のバーツ札を持ち歩く。イサーンは現地の市場と屋台が中心で、1,000バーツ札を出しづらい場面が多くあります。
ATMという保険
イサーンでもコンビニと銀行のATMは普及しています。タイのATMは海外カードに1回220バーツの定額手数料を課し、これに自分のカード会社の手数料が乗ります。5,000バーツで4.4%、20,000バーツで1.1%です。まとめて引き出せば比率は下がります。「日本円で決済しますか」と聞かれたら断ってバーツを選んでください(現金・Wise・ATMの比較)。
この準備が要らない人
- バンコクで滞在分を替えてきた人。イサーンで両替所を探す必要がありません。
- 数日の短い滞在で、宿とツアーが手配済みの人。現地での現金支出は小さく済みます。
- 国境を越えない人。キープや通行条件の話は関係ありません。
逆に、車で複数都市を回る人、国境を越える人、長期で滞在する人は、街ごとの違いを知っておくと無駄足が減ります。
まとめ
イサーンの両替は「バンコクで替えて、現地では補充」が基本です。ウドンターニーがもっとも選択肢が多く、国境の町は貿易向けの窓口が中心です。ラオスへ渡るなら、キープは使い切れる額だけにしてください。各都市の店の並びは店舗一覧で確認できます。