タイのホテル代はカードか現金か|請求が膨らむ仕組みと安く払う方法
記事の更新日: 2026-09-21
最高レート JPY · バンコク: 0.2115 — Superrich Thailand — Headquarter Rajdamri 1 · 9月20日 08:58 → 詳細
ホテル代は旅行中でいちばん大きい支払いです。だからこそ、数パーセントの差が現金でもっとも目に見える形で出ます。請求が膨らむ場所を先に知っておけば、支払い方は自然に決まります。

「++」は税とサービス料
タイのホテルの料金表で「1,000++」のように書かれていたら、その金額に7%の付加価値税と10%のサービス料が上乗せされます。表示より17%以上高くなる計算です。オンライン予約サイトでは税込表示のことが多いですが、ホテル直営サイトや現地の料金表では「++」のままのことがあります。比較するときは、必ず最終金額で並べてください。
事前決済か、現地払いか
予約サイトの支払い方法は大きく2つです。
- 事前決済。予約時点で、あなたのカードの通貨で確定します。金額は動きませんが、サイト側の換算レートで決まるため、レートで少し損をしていることがあります。
- 現地払い。チェックアウト時にバーツで請求されます。為替の変動は受けますが、自分のカードのレートで支払えます。
どちらが得かは、カードの条件で決まります。中値に近いレートで、海外事務手数料がかからないカードを持っているなら、現地払いでバーツ建てにするのが有利になりやすいです。
端末で「円建て」を選ばない
フロントのカード端末が「日本円で支払いますか」と聞いてくることがあります。これはダイナミック・カレンシー・コンバージョンと呼ばれる仕組みで、ホテル側の換算レートが適用されます。その差は通常**3〜6%**です。金額の大きいホテル代でこれを選ぶと、一晩分に近い額を失うことがあります。
必ず**THB(バーツ)**を選んでください。端末の画面が英語でも、選択肢は「THB」か「JPY」の2つです。
小さな宿は現金が有利なことがある
小規模なホテルやゲストハウスでは、カード払いに3%程度の手数料を上乗せするか、逆に現金払いに少しの割引を出すことがあります。この場合は現金のほうが得です。
また、いくつかの宿では保証金(デポジット)を現金で求められます。ミニバーや洗濯の精算も現金のことが多いので、チェックイン日には数千バーツの現金を手元に置いておいてください。
キャンセル規定の差は10〜20%
同じ部屋でも、「返金不可」と「無料キャンセル」では料金が10〜20%程度違います。予定が固まっているなら返金不可で問題ありませんが、フライトや天候に左右される旅程では、差額は安心料として妥当です。とくに離島や雨季の移動を含む場合は、無料キャンセルの価値が上がります。
チェックイン時の「仮押さえ」
大きなホテルでは、チェックイン時にカードで**保証金の仮押さえ(プレオーソリゼーション)**を取ります。宿泊代とは別枠で、チェックアウト後に数日から数週間かけて解放されます。利用可能枠の小さいカードだと、旅行中に他の支払いができなくなることがあります。宿泊用と日常用でカードを分けるか、枠に余裕のあるカードを宿泊に使ってください。
予約サイトの表示通貨をそろえる
複数のサイトで比較するときは、表示通貨をバーツに統一してください。円建て表示は各サイトの換算レートが混ざるため、見かけの順位が実際と入れ替わることがあります。バーツで並べ、最終金額(税とサービス料込み)で比べるのが、もっとも誤解の少ない方法です。
チェックアウトの明細は捨てない
チェックアウト時に渡される明細(フォリオ)は、帰国後にカードの請求と食い違ったときの唯一の証拠です。二重請求やデポジットの返金漏れは、明細がなければ争えません。写真に撮っておくだけでも十分です。
支払い方の目安
- 大きなホテル代:手数料のない多通貨カードで、バーツ建て
- 小さな宿:現金割引や手数料の有無を先に聞く
- デポジット・雑費:現金を数千バーツ用意
- 端末の通貨選択:常にTHB
ホテル代で節約できる数パーセントは、両替所を何軒も見比べて得られる差より大きいことがよくあります。